残業代請求弁護士ガイド

残業代請求専門の弁護士検索・法律相談ポータルサイト

知っておくと便利!残業代の自動計算をするツール・アプリ

更新日:2024年09月20日
知っておくと便利!残業代の自動計算をするツール・アプリのアイキャッチ

みなさんはしっかり残業代が支払われているでしょうか。残業代が少ないと感じる方もいるのではないでしょうか。
そんな方に向けて、知っておくと便利な残業代の自動計算ツールをご紹介します。

残業代自動計算ツールのメリット

 残業代自動計算ツールとは、残業時間等を数字入力することで、実際の残業代を自動計算してくれるツールです。
 おおまかな残業代を算出してくれる簡易的なものから、正確な計算をしてくれるツールまで様々です。
 また、固定残業代制の労働者を対象とした「固定残業代の簡単計算ツール」等、雇用形態に合わせたツールもあります。

それでは、様々な自動計算ツールを見ていきましょう。

簡易的な自動計算をするツール

 支給された残業代が正しいのかどうかの目安が知りたい方は、簡易計算が出来る以下のツールを参考にするとよいでしょう。

Keisan

「Keisan」法定時間外労働の他、法定休日、深夜労働、月60時間超の割増の有無を入力することが可能です。残業代計算用の作られた電卓のような仕組みになっています。
また、固定残業代制の方向けの自動計算にも対応しています。固定残業代制の方は、コチラから自動計算が出来ます。

残業代簡易チェッカー

「残業代簡易チェッカー」では、6つの質問に答えることで未払いの残業代を簡易的に計算出来ます。実働時間に対し、残業代が低いと感じている方にオススメのツールです。

固定残業代の簡単計算ツール

「固定残業代の簡単計算ツール」では、固定残業代が正しい金額で運用されているかどうかをチェック出来ます。残業時間が多いにも関わらず、僅かな固定残業代が支給されていないようであれば未払いの時間外労働賃金があるかもしれません。

未払い残業代計算シュミレーター

今までの残業時間と実際に支払われた残業代の誤差から、未払いの残業代を算出するのが、「未払い残業代計算シュミレーター」です。
 6つの質問に答えるのみで確認出来るため、暫定的な未払い残業代を把握したい方にとって有益なツールと言えるでしょう。

細かく自動計算をするエクセルシート

 暫定的ではなく、より正しい残業代の計算をしたい方は、次に紹介するエクセルシートの利用をオススメします。

給与第一

「給与第一」は、訴訟資料としても利用出来るほど正確で、裁判所でも活用されています。入力する箇所が多く手間はかかりますが、より正確な残業代が計算出来ます。

給料ふえる君

「給料ふえる君」では、1ヶ月の残業代が60時間を超えると残業割増率が5割になる等、様々なケースに対応した3種類のバージョンがあります。

残業証拠にもなるアプリ

未払い残業代を請求するためには残業をした証拠が必要です。これは、立証責任(確実な証拠で証明する責任)が請求者にあるためです。
数あるツールの中には、残業をした証拠にもなり残業代の自動計算も可能とするツールがあります。それが以下にご紹介するアプリです。

残業証明アプリ(iPhoneのみ対応)

「残業証明アプリ」は、弁護士の監修により開発されたアプリです。残業代の自動計算をはじめ、GPSを利用して職場にいたことを証明することが出来る機能もついています。
 企業に残業代を請求する際の法的な証明にも活用出来ます。

タイムカード(Androidのみ対応)

 ボタンを押すのみで出勤と退勤の記録が出来るのが「タイムカード」です。その記録を基にして、残業代の自動計算をしてくれます。法定時間外労働や深夜労働等の割増賃金を踏まえた計算も出来ます。

残業証拠レコーダー

 「残業証拠レコーダー」は、自動で残業時間の証拠を確保し、残業代を自動で計算出来るアプリです。弁護士が監修したため、示談交渉等の際の証拠としても使えるようになっています。

残業代の計算に関連するこちらもよく読まれています

終わりに

 会社が労働者の勤怠時間をしっかり監理していれば、改めて残業代の計算をせずに済むでしょう。しかし、ブラック企業と呼ばれる会社等では、意図的に労働者の勤怠管理を把握しないケースがあります。
 もしそのような会社で働いているのであれば、残業代計算ツール・アプリの活用は、未払いの残業代請求に向けて有効に働いてくれることでしょう。

労務トラブルは早期に弁護士へ相談を

労務トラブルで頼りになるのが「弁護士」の存在です。

法律のプロである弁護士なら、個々の状況に合わせて相談に乗ってくれるだけでなく、労働上で起きやすいトラブルを未然に防いでくれます。

労働トラブルに詳しい弁護士に事前に相談しておくのがおすすめです。

弁護士費用が不安な方は"弁護士保険"の加入がオススメ

弁護士に相談する前に、弁護士費用が不安な方は弁護士保険ミカタの利用を視野に入れてみましょう。

あらかじめトラブル発生する前に弁護士保険に加入しておくことで、いざという時の高額な弁護士費用を補償してくれます。

弁護士保険なら、単独型弁護士保険としての保有契約数11年連続No.1、月々2,980円〜の保険料で通算1000万円まで弁護士費用の補償が受けられる弁護士保険ミカタがオススメです。

この記事の著者

編集部の画像

編集部

中立的な立場として専門家様と連携し、お困りの皆様へ役立つ安心で信頼出来る情報を発信して参ります。

この記事を見た人が見ている記事

弁護士保険ミカタで高額な弁護士費用を補償